いらっしゃいませKATSUの小部屋
昭和歌謡と漫画をこよなく愛する私の気ままなレビュー。
数ある名曲の中、今日は・・・恋は魔法さ
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浜田省吾さんの歌って失恋だったり貧乏だったり、寝取られたり、もてなかったり、意外と不幸な
男が頑張って生きている・・・そんな歌が多かったりする。
けれど珍しくハッピ−エンドのまま終るそんな曲。
夜の海見てたのさ ボンネット腰掛けて 六甲アイランドの埠頭に 車停めてさ
もう浜省節的、歌詞。 夜に男一人で埠頭に・・・・そのくせボンネットに腰掛けるカッコつけ。
振り向くとドアのところに 彼女が立ってたのさ 「夜風が気持ちいいね。夜景がほら綺麗だね」
降って湧いたような出会い・・・そっちも一人なの?随分と羨ましい話だ事。しかも女一人で埠頭。
おいおいここまで歩きかい?
magic in the summer night 夢のようだった 誰だって恋に落ちるさ
見つめたら 心高鳴った いつだって恋は魔法さ 一目で恋したよ 神戸girl
そんな出会いもあるかもな・・・出会いとは時に単純だったりする・・・
他愛無い話したのさ 好きなバンドのこととか 野球とかサッカ−とか 二人笑い転げてさ
夜明け前 別れる時に 胸がキュッと軋んだよ 「また会えるか?」と聞いたら
「今夜どこか連れ出して・・・」
若い頃ってそんなだった気がする。いるだけで楽しくて、逢っても別れが寂しくて、次の約束しないと
不安で・・・そんな気持ちで聞いた答えが、今夜・・・じゃあね・・・そりゃ盆と正月が一緒に来たね。
Magic in the summer night 夢のようだった 誰だって恋に落ちるさ
いつだってひとりきりだった 「寂しくなかった?」凍えるくらい・・・・君に夢中なんだ神戸girl
何か情景が浮かぶんだよねぇ・・・・もてる男にゃ判らんだろうなぁ・・・・素直な男だ事・・・
「涙なんて似合わないよ。ちょっとシャイな神戸boy」
さっきから気になるのは、これは女の人が年上っぽい。埠頭で一人、声を掛ける、連れ出して、
・・・・すべてが対等以上な・・・
ここから繰り返し・・・はしょります。
Summer night・・・・若さって良いなって言いたい所だけれど、戻った所で俺には無いなぁ・・・
名曲揃いから今回はブル−ジ−ンズ メモリ−
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例えば、御三家と言われた郷ひろみさんが、僕についておいでよ・・みたいな曲が多くて、
野口五郎さんが、君はどうして判ってくれないんだ・・・こんなに愛しているのに・・・だったりする。
そして今回のマッチさんは、西城秀樹さんのように、俺について来い・・・と男らしい歌が多い。
そんな中で初期の名曲だと思う・・・ブル−ジ−ンズ メモリ−。勿論スニ−カ−ぶる−すは良い曲
なのだが、迫力と言いマッチ節らしきもの・・・ハイティ−ン・ブキにも繋がっているような・・・
俺にはわからないよ お前が何故 ガラスの都会へと 旅立つのか
ここまででは、お前と目線が男が上のような言い方で、年下の女の人のような気がする。
しかもさほど歳は離れていない。しかしながら2.3歳くらいの差では男が目線を上にした所で
むしろ精神年齢は女の人の方が上だと思われる。だからこそ夢、希望、憧れなどで都会へ行く。
列車の扉を 右手で叩けば 別れのベルが鳴る 幻さ・・・・
置いてきぼり・・・閉まった扉を叩くも・・・・ベルで我にかえる・・・・そして夢でも見ているのだ・・・
幻なんだと・・・思いたい・・・・
ABAYO ブル−ジ−ン お前の KIRARI 眩しい胸には きらめく銀のネックレス
妬けた肌 決まり過ぎだぜ
こんな単純な言葉を英語にする。松本隆さんらしいと言えばらしい。
ん・・・しかしここでこんなお洒落な女の人が果たして下なのであろうか?と言う疑問も残るが、
銀って事で若さも伺える。
音楽的な事で言えば、だぜ・・・の後のベ−スがカッコイイ。
ABAYO ブル−ジ−ン お前と KIRARI 命を燃やして 愛に走って来たのに 哀しいぜ
青い稲妻
ブル−ジ−ンズで胸元に銀のネックレスをして妬けた肌も決まり過ぎ。
そんな女を逃がした魚は大きい・・・・それが伝わって来る・・・ブル−と青いで繋がっているのに
事の重大さが伝わって来る・・・何せ稲妻なのだから。
お前は長い髪を切ってしまい 他人のような顔で微笑むけど 窓越しに 不意のくちづけすれば
真珠の涙さ 幻さ・・・・
女の命と言える髪を切った・・・それは覚悟の証。 そしてそれが他人事のようにク−ル。
微笑むのだから・・・・しかしここの女心が判らない・・・・
不意のくちづけで真珠のような涙を流す・・・そこまで覚悟したのに泣く・・・
この間に、さよならなんか言えないよ、バカヤロ−ってセリフが入る・・・窓越しなのに泣く・・・・
不意のくちづけに泣く・・・・女心とは難しいものだ・・・
覚悟を決めても泣く・・・残された男の後姿に哀愁が漂っている。手に取るように判る。
いずれにせよ、ク−ルって何だ?・・・・そんな事が・・・たったそれっぽっちの事なのに。
若い頃は苦手だった俺にも名曲揃いで・・・・松本隆さん、筒美京平さんのゴ−ルデンヒットメ−カ−
ですら当時の俺は判らなかったが、40代のマッチさん。カッコイイ。素敵だ。
日本の心・・・・ただの演歌じゃない 夜桜お七
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赤い鼻緒がぷつりと切れた すげてくれる手ありゃしない
置いてけ堀をけとばして 駆けだす指に血がにじむ
赤い・・・と血・・・ここからすでにドラマがある。
困っている時に、直してくれる人はいなくて、置いてきぼりを蹴飛ばす・・・・
気丈な女だ。
さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは 同じ事
さくら さくら はな吹雪 燃えて燃やした肌より白い花
さくら・・・しかも夜桜。きっと月明かりなんぞじゃ白々見えるかも知れない・・・・
ここではピンクと表現するより、肌色なんだろうな・・・さくら。
愛して愛したこの私の肌より白い夜桜・・・
浴びて私は 夜桜お七
さくら さくら 弥生の空に さくら さくら はな吹雪
そんな散って行く夜桜のような・・・・そんな私は夜桜お七
弥生の空に舞って行く・・・・そんな果かなく美しいはな吹雪
口紅をつけてティッシュをくわえたら 涙が ぽろり もひとつ ぽろり
ケチを付ける訳じゃないが、ティシッュだととても現代風になる・・多分狙いなんだろうけれど
それまでは、時代劇のような画像が浮かぶのだけれど、ただこの曲は、間違い無く
通常の演歌の枠を超えようとした作品に思えるから、この箇所はそんな狙いとも思われる。
この場面のゆっくりなリズムが、今まで作って来たお七のイメ−ジを急展開させる。
気丈な女が涙を流す・・・さっきのリズムからあえてこの展開・・・
熱い唇おしあててきた あの日のあんたはもういない
たいした恋じゃなかったと すくめる肩に風が吹く
ここには物凄い激しい男が求めて来た情景が浮かぶ・・・しかしその男は今いない
平気だって言い聞かせる自分の姿が、弥生の風が寒いのか?寂しいのか?
さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは同じ事
さくら さくら はな吹雪 抱いて 抱かれた 二十歳の夢のあと
いない人は二十歳の時の初めての人。気丈な女のセリフとしては初めてなのに、
抱かれるだけじゃなく、抱いて・・・ここに凄い凛とした態度が現れる・・・・
おぼろ月夜の 夜桜お七
さくら さくら 見渡すかぎり さくら さくら はな吹雪
さくら さくら さよならあんた さくら さくら はな吹雪
おぼろ月夜・・・あえてこのフレ−ズ。 前の歌詞に抱いて、抱かれた・・・に繋がる。
おぼろ月夜の灯りで、二人の愛し合う画像・・・・もうこれは美として成立
しかもそこに夜桜にお七・・・・そんなに激しく愛してもさよならなのか・・・・いつまで待っても
来ぬ人は・・・・
ティッシュを使ったのは、凛とした当時の女の人達のようなそんな女性を提唱するような
作詞の林あまりさんの粋な計らいなのかな?
それにしても、中々こんな良い歌には巡り会う事は少ないだろうなぁ・・・・
坂本冬実さんにも、俺にも・・・・
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